相談時の状況(50代 女性、静岡県)
子どもの頃から勉強や整理整頓が苦手で、お友達とうまく関係を築くことができず、いじめを受けていました。就職されてからも、人間関係で悩むことが続きました。任期制のお仕事を満了して退職された後は、実家に戻って働き始めましたが仕事が続かず、職場を転々とされていました。知り合いから精神科の受診を勧められ、検査を受けた結果、軽度知的障害と診断されました。障害年金を請求したいとお考えになり、ご相談にいらっしゃいました。
社労士による見解
ご相談時は、こだわりの強さや人とのコミュニケーションの難しさから、働き続けることが困難な状況でした。日常生活でも料理ができず偏食があり、掃除や片付けも一人ではできないため、常にご家族の支援を必要とされていました。知的障害の場合、診断書の記載だけでは生活のしづらさが伝わりにくいという難しさがあります。そこで、次の点を具体的に整理して書類に反映させました。
・料理・掃除・片付けなど、日常的にご家族の支援が欠かせない実態
・子どもの頃から現在まで続いてきた学習面・対人面の困りごとの経過
・職場が長く続かず、就労を維持できない状況
そのうえで、障害厚生年金の事後重症請求を行いました。
結果
障害厚生年金2級が認められ、年額約188万円を受給できることになりました。